平成のザトペック投法
2003年12月15日現在日本で「一番凄い球を投げる投手」と聞かれれば、皆さんは誰と答えるでしょうか?松坂、石井弘、五十嵐、井川等々。僭越ながら私の独断と偏見で答えると、広島カープ黒田投手になる。常時150キロ越えのストレート、何よりあの高速フォークは圧巻である。145キロが変化すると思っただけでもえげつない。事実、黒田投手の調子がよければ、どの球団の打線でも手も足も出ない。
今シーズンは序盤こそ不調だったが、後半盛り返し13勝を挙げた。年俸も1億円の大台に乗り、名実ともに広島のエースである。が、「凄い球」を持っている割には、13勝では物足りないような気がする。勿論打線の援護等々チームとの兼ね合いもあるが、20勝してもおかしくない実力があるだけに、なんとも惜しい。
また黒田投手はピッチングに生き様を感じれる投手でもある。一球一球魂を込めて投げる姿はいつ見ても共感できるし、気持ちがいいものだ。「ここでフォーク投げたら絶対三振やろなー」という場面でも、どんどんストレートで押すピッチングをしたりもする。時にはそれが仇となる場面もあるが、打たれ方がかっこいいのだ。
つまり、ピッチングスタイルを少し変えれば、もっと勝利数が増えると思うのだ。だが、そんなことは黒田自身しないだろうし、ファンも望んでいないだろう。あのスタイルこそが黒田のピッチングスタイルなのだから。
今シーズンは序盤こそ不調だったが、後半盛り返し13勝を挙げた。年俸も1億円の大台に乗り、名実ともに広島のエースである。が、「凄い球」を持っている割には、13勝では物足りないような気がする。勿論打線の援護等々チームとの兼ね合いもあるが、20勝してもおかしくない実力があるだけに、なんとも惜しい。
また黒田投手はピッチングに生き様を感じれる投手でもある。一球一球魂を込めて投げる姿はいつ見ても共感できるし、気持ちがいいものだ。「ここでフォーク投げたら絶対三振やろなー」という場面でも、どんどんストレートで押すピッチングをしたりもする。時にはそれが仇となる場面もあるが、打たれ方がかっこいいのだ。
つまり、ピッチングスタイルを少し変えれば、もっと勝利数が増えると思うのだ。だが、そんなことは黒田自身しないだろうし、ファンも望んでいないだろう。あのスタイルこそが黒田のピッチングスタイルなのだから。
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